#EAF4FC

IbE-0006

Regolith

原曲:千年幻想郷 ~ History of the Moon

月の裏、思うのは 私を見透かす様だ
犯した罪は全て 鎖となって纏った
何事も無い日々を 何度羨んだだろう
虚しい強がりだけを 何度嘯いただろう

ただ、息をするのも忘れて 運命に抗った
悲劇の様な終わりが 待ち受けようとも

此処は蓮の葉の上
私と貴女との世界
歪んだ物語、共に生きて行こう
此処は一夜の夢
醒める時を待ち焦がれて
貴女を導くから 闇夜の、向こうへ

人の裏表など まるで測れないから
淀む心の底に 倫理の花が咲いた

永(とこしえ)に誓い合おう
疑って恐れるよりも
信じ続けていたい 報われるまで
常世(とこよ)には戻れぬ
穢れた身体だとしても
貴女を連れてゆくから 闇夜の、向こうへ


もう、生きる事も死ぬ事も 区別の無い世界で
紛い物だった永遠に そっと、想いを馳せた

此処は蓮の葉の上
隣に貴女が居れば良い
歪んだ物語、描き直してゆこう

此処は一夜の夢
醒ますのが今だとしたら
貴女を導くのさ 闇夜の、向こうへーーー

Mindache

原曲:デザイアドライブ

あぁ、切り取って 貼り付けて
傷付けても 捨てられなくて
継ぎ接ぎながら 壊し続けた
でも
恨む程、愛しくて 朽ち果てても
護り続けて 邪な心 振り払えずにいた

突き離して 縋り付いて
泣き崩れて を繰り返した
君の気持ち 貴女の想い 隔たりなど無い
「ねぇ、そうでしょ?」

君が私の世界に ゆらり浮かんでいる
其れだけで満たされてゆく
ほら、君がどんな顔で居ても 笑い返すから
君の全てを曝してよ、ねぇ


あぁ、切り取って 貼り付けて
傷付けても 捨てられなくて
継ぎ接ぎながら 壊し続けた
でも
痛い程、切なくて
奪い取れど まだ足りなくて
其の儘の君を もう許せなくなって

突き離して 縋り付いて
泣き崩れて を繰り返した
君の気持ち 貴女の想い 擦れ違っても
愛したいから


絶対なんて 一つも無いよ
不確定の中を泳いで 其れでも
正解だけを 手に入れたいの
此の身が誤ちに 塗れていても
平等なんて 何処にも無いよ
不条理の中を泳いで 其れでも
平等だけを 追い求めてゆくの

君が私の世界に どろり解けてゆく
さぁ、友愛の世界に沈もう
君がどんな事を思っても 許してあげるから
「君だけの私で居たい、の」


絶対なんて 一つも無いよ
不確定の中を泳いで 其れでも
正解だけを 手に入れたいの
此の身が誤ちに 塗れたとしても

平等なんて 何処にも無いよ
不条理の中を泳いで 其れでも
平等だけを 追い求めるの
此の身が依怙(えこ)に塗れ 手遅れとしても

朧気に紙一重

原曲:業火マントル/廃獄ララバイ

「愛し合う」
たった、其れだけなのに
叶わぬのが 世の常なら
燻った炎に重なる影 胸が痛んだ


※1a.)
何時の間にか 貴女を探す
此の指は冷え切った儘
孤独を振り切り 歩めるなら
自由なんて 冗(むだ)な物

※1b.)
悟られても 止まらぬ情に
狂い出す 愚かな性(さが)よ
手車の様に 蹌踉いた
心の狭間で

※2a.)
貴女に触れる 此の指は
暖めておこう
嫉(そね)みが襲い 纏わり付けど
寛容でいたい

※2b.)
恋心は 揺れて煌めくは
蝋燭の様だ
憧れに融け 跡形も無く
此の身を分かち

※1a.) ※2a.) 繰り返し
※1b.) ※2b.) 繰り返し

幻想(ゆめ)を抱き寄せたーーー