Amaryllis / 摩天楼の風景
IbE-0002
Amaryllis
原曲:U.N.オーエンは彼女なのか?
小さな炎を 一つ灯して
この世の全てを 味方に付けた
快楽に堕ちる 覚悟はあるの?
何時かは朽ちてゆく 短き命なら
「解き放って!」 さぁ―――
紅いドレス着て ステップを踏んだ 一つ二つ
アマリリスの様に ふわりと開く裾
内気な心なんて そっと奥底仕舞い込んで
虚勢だって良いの 甘い誘惑は如何(どう)?
狂気の坩堝は まだ冷めぬまま
言葉はいらない お喋りなお口は
「塞ぎましょう?」 ねぇ―――
素晴らしく美しい その微笑みに触れた時
二人の世界は 真っ暗闇に染まる
七色の羽は 燻んだ幻想を照らし出す
虚勢だって良いの 甘い誘惑は如何(どう)?
誇り高き宴は やがてラストに差し掛かる
指を鳴らせば 皆 弾けて消え去るの
握ったその手を離したら 二度と戻れないわ
歪んだ愛情で この夜を刻み込んで―――
紅いドレス着て ステップを踏んだ 一つ二つ
アマリリスの様に ふわりと開く裾
内気な心なんて そっと奥底仕舞い込んで
虚勢だって良いの 甘い誘惑は如何(いかが)?
摩天楼の風景
原曲:感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind
昇る朝日 沈む夕日 回りゆく一日(ひとひ)
繰り返した日々に慣れて 褪せた感情
高く光る摩天楼に 我が身を踊らせて
何処とも無く 眼下の街に ただ視線を巡らせている
遠くにある想い出たち 薄れゆく意識に
辿り着く変わらぬ答え ぽつりと浮かぶ
願ったり叶ったりだけの 不思議な世界に
「飛び込みたい、触れたい」なんて 思っていたけれど
まだ 上手にはいかないとしても
嗚呼、抱く幻想は 束の間の物じゃなく
決して潰えぬ理想を奇跡を 追う権利は
誰の手にもある
春と夏と秋と冬と 巡りゆく一年(ひととせ)
人は誰と出会い別れ 何を想うの?
高く光る摩天楼に 我が身を踊らせて
微睡む空 一人でただ 静かに窓辺に身を寄せた
近付いてゆく未来から 湧き上がる希望に
辿り着いた永久の答え ぽつりと浮かぶ
願ったり叶ったりだけの 素敵な世界はある
揺らぐ事無く 自分の手で 掴み取るべきだと
嗚呼、抱く幻想が 束の間の物であれ
決して叶わぬ理想も奇跡も 願う日は
無駄な物じゃない
(それじゃあ、また 会う日まで 左様なら―――)